変形性膝関節症による膝痛の原因と解決方法
ここでは変形膝関節症を引き起こす原因や整体での解決法について説明していきます。もし!このページをご覧になっているあなたが、変形膝関節症の手術を受けようか迷っているようでしたら、ぜひ最後までお読みください!
・『痛みの原因は軟骨がすり減っているからだ!』
・『年齢のせいだから付き合っていくしかないよ。』
・『膝の手術をすれば良くなるよ!』
とお医者様に言われた事はないでしょうか?
変形性膝関節症の痛みは軟骨のすり減りと関係ありません。
変形性膝関節症のお悩みは
福岡で膝専門の整体院にお任せください!
あきら整体院 院長 二川 章
柔道整復師(国家資格)
変形性膝関節症とはどんな症状でしょうか?
変形性膝関節症とは、膝の関節を形成している骨や軟骨が、さまざまな要因により、軟骨がすり減ったり、欠けたり、形が変わったりすることで、関節の中で炎症が起こり膝の腫れや痛みが生じる状態です。
初期の変形性膝関節症
軽度の関節軟骨の磨耗が生じますが自覚的な症状はほとんどありません。
軟骨の磨耗がある程度すすむと(中期)、膝の曲げ伸ばしや立ち上がり、歩行時の膝にかかる負担の増加および軟骨、半月板の変性による刺激により関節炎が生じます。
関節炎では、膝を曲げ伸ばししたときの痛み(動作時痛)や曲げ伸ばしの制限(可動域制限:かどういきせいげん)が生じます。また、関節を囲む滑膜から関節液が多量に分泌されて関節に「みず」がたまること(関節水腫:かんせつすいしゅ)もありますが、関節内のヒアルロン酸は逆に減少します。
関節に負荷が掛かると関節軟骨から関節液が染み出し、関節への負荷がなくるなると関節軟骨に関節液が吸収されていきます。
そのため軟骨へ栄養を与えるためには、関節に負荷をかける適度な運動が必要なのです。しかし運動不足の場合は、関節に負荷を掛けないために軟骨へ栄養が行き届かなくなってしまいます。
進行期の変形性膝関節症
軟骨の磨耗がさらに進み関節の土台の骨(軟骨下骨:なんこつかこつ)が露出したり骨棘(こつきょく)といった骨そのものの変形が生じたりします。
この状態では、膝を動かしたり立って歩いたりするたびに硬い骨同士が直接ぶつかり合うため強い痛みを生じ、曲げ伸ばしの制限も高度となり日常生活において大きな障害となります。
初めは膝がこわばるような軽い不快感や違和感から始まり、10年、20年かけて次第に痛みが増していくのが変形性膝関節症の特徴です。
膝の痛みの原因は軟骨?
軟骨がすり減ったり・傷ついたりするから膝が痛いんだ!
そう考えておられる方が多いですが、
実は軟骨のすり減りと痛みは関係ありません。
軟骨のすり減り ≠ 膝の痛み
そもそも軟骨そのものには痛みを感じる神経がないため、体重をかけても軟骨自体が痛みを発することはありません。
では、なぜ痛みを感じるのでしょう?
加齢とともに弾力性を失った軟骨がすり減っていきます。その削りカスが関節内をおおう滑膜を刺激して炎症をおこすことで、膝の痛みが発生するのです。
さらに膝に負荷を掛け続けると軟骨がなくなって骨がむきだしの状態になります。骨には痛みを感じる神経があるため、関節内に炎症がなくても膝に痛みが発生します。
炎症が長く続くと、関節内に関節液がたまっていきます。これが水です。
天候や気圧の急の変化で、膝の症状が出るという方が多くいます。
台風や梅雨、雨が降る前には気圧が大きく変化します。晴れの日は気圧が高くなり、台風や雨の日は気圧が下がります。
気圧の変化を感じるのは平衡感覚をつかさどる内耳ですが、その時に交感神経が活発に興奮します。交感神経の働きによって血管が収縮するだけでなく、体の痛みを敏感に感じやすくなるのです。
すり減った軟骨は再生しない!
軟骨には血管や神経がありません。そのため関節液が酸素や栄養を軟骨に与えています。
栄養や酸素を目的の組織に大量に送りとどける血管が軟骨にはないため、軟骨自体の再生能力が低いのです。
なぜ膝に水がたまるの?
滑膜への刺激が続くと、関節内にある関節液という液体が過剰に分泌され、膝が腫れたり重だるいといった不快感をおぼえます。
① 軟骨が欠ける
⇩
② 滑膜を刺激する
⇩
③ 関節液が過剰に分泌
⇩
④ 膝に水がたまる
これが膝に水がたまるという状態です。
膝に水がたまる原因は大きく分けて3つ
①半月板や軟骨の損傷
②関節内での滑膜の炎症
③骨折や靭帯の損傷などの怪我
注意:リウマチや痛風や偽痛風でも水がたまります。長期間、膝の痛みや腫れが強い場合は、まずは病院で診察を受けてみてください
膝の水をぬくとクセになるの?
当整体院でも多くの患者様から質問される内容ですが、
膝の水をぬくことでクセになることはありません。
関節の中で炎症がおきると滑膜から大量の関節液がでてきます。関節液が滑膜に吸収される量より、放出する量が多ければ、関節内に関節液が過剰にたまります。
この炎症が治まらなければ再び水がたまります。
そのためにも膝の痛みの根本原因をしっかり見つけることが大事なのです!
一般的に考えられる変形性膝関節症の5つ原因
加齢
年齢を重ねることで、膝への負担が蓄積し、軟骨が少しずつ擦り減っていきます。
太ももの筋力低下
運動不足や加齢が重なると大腿四頭筋が弱くなり、膝への負荷が大きくなります
膝への外力
無理な運動や長時間のウォーキングなどで膝に大きな負担(外力)が加わります。このような運動を続けると、膝に繰り返し外力が加わり、軟骨が擦り減りやすくなります。
肥満
膝は何もせずに立っているだけでも、片膝には体重の1.1倍、平地を歩くと2.6倍、階段の上り下りでは3.5倍という大きな負担がかかり、膝の痛みにつながります。
女性
50歳代以上の男女(特に女性に多く)、40歳代から徐々に増加します。60歳代の女性の約40%、70歳代の女性の約70%がこの病気にかかっていると言われています。女性ホルモン(エストロゲン)の減少や筋肉量の低下が関係しております。
人それぞれ膝の痛みの原因は異なります。
変形膝関節症は初期の段階で、あなたの症状にあった適切な施術を受けることで早期の改善が可能です。
変形性膝関節症になったとき気を付けたい日常の動き
階段の上り下り
階段の上り方
上半身を少し前に傾ける。
膝の痛みの少ないほうの足から1段上り、痛みのある足をそろえる。
階段の下り方
上半身を少し前に傾ける。
膝の痛みのある足から1段下り、痛みの少ないほうの足をそろえる。
椅子からの立ち方・座り方
立ち方
座り方
O脚タイプ
X脚タイプ
床からの立ち上がり方
膝に負担をかけないために気をつけること。
足を前後に開くことで、太ももに力が入りやすくなります。
寝床からの立ち上がり方
寝床から立ち上がる時に、丸椅子を準備しておきましょう。
仰向けの姿勢の場合は、うつ伏せになりましょう。
まず床に手をつき、腕の力をつかって上半身を起こしましょう。
腰に痛みがある方は、無理をしないように。
腰を浮かしていき、四つんばいの姿勢を作ります。
先ほど準備しておいた丸椅子に手をつき、痛みのない側の膝を立てます。
痛みのない側の脚に体重をかけながら、お尻を持ちあげるようにして立ち上がります。
痛みのある側の脚を伸ばして、両足をそろえます。
変形性膝関節症を予防する運動
変形性膝関節症の予防に効果のある運動をご紹介します。
1.脚上げ運動
2.横上げ運動
3.ボール運動
続けることで膝周辺の筋肉を活性化させ膝の痛みを軽減させてくれる運動ではありますが、長年の慢性化した変形性膝関節症を自力で改善するのは中々難しいものです。
関節の歪みが原因であったり腰からくる痛みであったり、筋肉の拘縮や癒着がひどい方は上記の運動だけでは十分ではありません。それらすべての原因を取り除いていくことで、変形性膝関節症が改善していきます。
ここでご紹介した運動はあくまでも膝の痛みが比較的楽な方が行える運動です。
まずは自分で運動が出来る状態までもっていく事が大切です。痛みが強く自分で運動ができない状態であればあなたの膝痛はますます悪化していく可能性があります。
痛みを感じたら早めの行動を!
変形性膝関節症でお困りの場合は福岡市の膝痛専門院へお電話ください
一般的な膝の痛みへのアプローチ
運動療法
マッサージ、指圧
装具療法
温熱療法や電気療法
湿布、痛み止め、消炎鎮痛剤
ヒアルロン酸注射
初期の症状や痛みの軽いものならばこの施術方法で改善するかもしれませんが、これでは根本からの解決にはなりません。
もし現在通われている整形外科や整骨院での方法で、結果が出ていないのであれば、あきら膝痛整体院へご相談ください。
当整体院の変形性膝関節症へのアプローチ
筋肉へのアプローチ
まずは膝の正しい動きを妨げている筋肉や靭帯、膝蓋下脂肪体の癒着や拘縮を取り除いていきます。
深層にある硬結が痛みの原因になっていることが多くあります
表層部から深層部に向けてもみほぐすのでなく、まず深層部から先に緩めていきます。
関節へのアプローチ
変形性膝関節症の方は、膝を支えている筋肉や靭帯が弱くなっています。股関節や足関節がズレて歪むと膝関節にも影響を及ぼします。痛い場所だけではなく、周りを視る必要があります。
膝の調整に加えて脊柱や骨盤、股関節や足関節を整えることで、膝への負担を減らし、足にしっかりと体重をのせやすくしていきます。
右膝を前方から見た図
変形性膝関節症の方のじつに80%がO脚です。
当整体院へ来られるO脚の変形性膝関節症の方に、この2つの膝関節の歪みが多く見られます。ガニ股や内股の方でも歪みは異なってきます。
① 脛骨(すねの骨)の外方へのズレ
② 脛骨(すねの骨)の外への捻じれ
※膝のズレには個人差がありますので、検査をおこない見極めていきます。
施術で膝の歪みを整えた後は、自宅でできるセルフケア(運動+体操)を指導していきます。
他の整体院との大きな違い
変形性膝関節症のような重度の膝の痛みを回復するには、様々な症例に対する施術経験と専門的な知識が必要不可欠です。
柔道整復師の国家資格保有!当院は、重度の膝の痛みの施術経験が豊富です。
慢性膝痛・半月板損傷・変形性膝関節症・スポーツによる膝痛・産後の膝痛などでお悩みのお客様が福岡市内外から年間2200人以上訪れています。
だからどこよりも施術結果が出る!だからどこよりも症状の改善が早い
もう整体院探しを終わりにしましょう!
本気で変形性膝関節症を改善したい方は、お越しください
変形性膝関節症で悩んでいる多くの方々に当整体院の施術を受けて頂きたい!
しかし残念ですが、次のような方は当整体院の施術が満足できないかもしれません。
当整体院の方針をご理解頂いた上で、その場しのぎの気持ちの良い施術ではなく
というお気持ちの方であれば、当整体院で必ず、改善ができるでしょう。どんな小さな悩みでも遠慮なくご相談ください!
あきら膝痛整体院は、本気で慢性症状の回復を望むあなたと真剣に向き合っていきます。
平日10:00~19:00 日曜日10:00~17:00
定休日 木曜日(※他セミナー参加する日)
こんにちは。『あきら膝痛整体院』院長の二川(ふたがわ)です。
私は、柔道整復師(国家資格)として豊富な技術と膝痛に関して長年の施術経験があります。あきら膝痛整体院には、ご紹介や口コミを聞いて、変形性膝関節症の痛みの改善を望む方が、色々な治療院を巡り巡って福岡市外や県外からも多くご来院されております。
あきら膝痛整体院について
現在、平日の夕方や週末のご予約が混みあい、ご迷惑をお掛けしております。新規の方は、お早めのご予約がオススメです。
行き方・地図
◆所在地:
814-0002 福岡市早良区西新3-11-21 吉本マンション101
◆最寄駅:
【地下鉄でお越しの方】
「西新」駅 「藤崎」駅
・地下鉄空港線「西新」駅3番出口より徒歩2分
・地下鉄空港線「藤崎」駅より徒歩10分